オイラ日本一の幸せ者だ〜(^_^)v

蚕小屋ライブ手記

重たいギターケースを抱えなんとか蚕小屋に到着。

しかし、Kヤイリのハードケースは重い(>_<)
ひるねこさん達が、会場設営に追われていた。
大橋さんがテキパキと動いている。

挨拶をすませ、控え室となっている二階にあがった。 階段がすっげえ急で怖〜い(^0^)
二階では吉見町ギタークラブの人達が真剣に練習していた。
上手い。
なんか、オイラ、場違いなところに来てしまったのではと不安になり始める。(^_^;)
    
こうたろうさんが音響設備のセッティングを始めたので、ちょっと手伝う。
こうたろうさんは、飾り気が無く、気さくで話しやすい人だった。
知らない人ばかりの中にいたので、身の置き所が無かったのだが助かった。

セッティングを兼ねてそれぞれがリハーサルを始める。
みんな、上手いので、少し参る。(^_^;)
オイラはリハーサルでは「大きな古時計」と「青空」を軽く触りだけ歌った。
ひるねこさんのバックも2曲程練習参加。
本番でも、バックを勤めさせてもらうことにする。

あれやこれやで時間をつぶしていると
HP「アコースティックギターが大好き」の管理者のこやまさんがやってきた。
「はじめまして」と挨拶もそこそこに目はキョロキョロ(^0^)
おいらの「Kヤイリ」を捜しているらしい。
二階にて、こやまさんに「Kヤイリ」を弾いてもらう。
上手い人が弾くといい音で鳴るなあ(^0^)
こやまさんのギターに合わせて拓郎を数曲合唱。
こやまさんはホントにギターが好きなんだなあ。
ものすごく嬉しそうな顔でギターを弾く。
ギターの事についても色々と教わった。

さあ、夕暮れだ。
ついに、 暗がりの中、待ちに待った豊田勇造さんがやってきた。
ご対面。
うわあい。(^0^)
舞い上がっちゃって、ツーショットの写真お願いしちゃったよん(^0^)

そして、いよいよ開演。
まずは「ワラム西アフリカンリズムワークショップ」のパーカッション演奏。

打楽器の音というのは言葉では伝えきれないものを伝える力がある。
パワーをひしひしと感じました。

次は吉見町ギタークラブの人達の演奏。
若い力があふれてる。

いいなあ…。 あとで聞いたらオイラの息子と同年輩だったよ。参ったね(^0^)

続いて コータローさんの三線とともにひるねこさん登場。
相変わらず太くて良い声だ。
オイラもバックのサイドギターで参加したけど 「島唄」では完全に足をひっぱった。(>_<)
ごめんね、ひるねこさん。
コードが…コードが分からなかったんだようぅぅぅ(T_T)

さてさて、ついにオイラの出番です。
それまで、殆ど緊張していなかったのが 急激に緊張感がおそってきた。
気持ちいいけど、怖い。(^_^;)
今回の目標は楽譜を見ないで歌うことだったので、緊張感が増加したようだ。
命綱無しの綱渡りって感じかな。
1曲目は「一人の男が」
うわあ、みんな真面目に聞いていてくれる。
嬉しいけど怖い(^_^;)
楽譜を見ないで歌うことに慣れていないから、どこを見て良いのか分からない。
真下を見たら、すごい真面目な顔でオイラを見上げているおじさんと目が合っちゃった。
ドギマギしてしまいました〜。(>_<)
しょうがないから、そのあとは、正面の壁の暗がりを見て歌いました。(^_^;)

歌い終わると予期せぬ大拍手。
もしかして、受けた?(^0^)
ありがたいです。
2曲目は「町の灯」
いかん、煽られてるのかなあ…。 ちょっと早いぞ。
早いので言葉が上滑り。説得力がない。
でも、しょうがないや。このまま行くしかない。
なんとか歌い終わると、拍手は貰えたものの、1曲目より小さかったような気がする。
お客さんは正直だ。そして厳しい。
次の曲はゆっくり歌わなければ…。
そして、最後の3曲目。「ただ、それだけのこと」だ。
少し、荒っぽいかもしれないけど、気合いは入ってた。
歌ってて気持ち良くなっていく。歌に引っ張られて行く感じだ。
歌い終わると、頭から降って来るような大拍手。
いやあ、びっくり。 驚いちゃった。 「また来年来てよ〜」の声が嬉しかった〜。(>_<)
オイラ日本一の幸せ者だ。(^0^)
全体にあおられ気味で、抑えの効かない上滑りな出来で、反省点もかなりあるが、今の自分としては満足。
なによりも、真剣に聞いてくれたお客さんの、あたたかい拍手が嬉しかった。(^0^)
後始末してたら、ネット友達のなかじまさんが話しかけて来てくれた。
歌を通じて、距離を超えて友達になれる。素晴らしい。(^0^)
知らないおじさんが、わざわざやって来て、オイラの手を握って「がんばれよ」と言ってくれた。
嬉しいなあ、こういうの(^0^)
やっぱオイラ日本一の幸せ者だ。(^0^)

ギターを抱えて、上気したまま、控えの場所に戻ると、
豊田勇造さんが暗がりにいて
「ひとりでも聞いてくれる人がいれば、歌えるんよねえ…」と
オイラの顔を真っ正面から見て
「ええ歌をありがとう」と言ってくれました。
ううっ。
伝わった〜!!!
満足でした。
あとで聞いたら、客席で勇造さん、オイラの歌を聞いてくれていたんだって。
やっぱりホント、オイラ日本一の幸せ者だ〜。(^0^)

ステージでは、再び「ワラム西アフリカンリズムワークショップ」の太鼓演奏。
ノリノリ(^0^)


そして、そして、さあ、いよいよ待ちに待った勇造さんのライブです。
直前の太鼓の音量がすごかった。
どんな歌から入るのかな? わくわく。(^0^)
さあ、1曲目。
おおっと、すっげえ抑えの効いた静かな「満月」だ。
計算されつくした、いきなりの外角低めへスローカーブ。
囁くように、やさしく、そして渋く歌い上げる。
観客はまるで、力みきった打者の如く、コースギリギリをかすめていく芸術品のようなボールに天を仰ぐ
すっげえ。
こんな入り方があったのかあ〜(>_<)
かと思うと、2曲目はビートの効いた「それで十分」
うひゃひゃひゃひゃ〜(^0^)
もう、十分ですうぅぅぅ(^0^)
スローカーブのあとの内角高めへの快速球。
しかも、キレが尋常じゃないぞ(^-^)!
もう、完璧に勇造さんのペースで勇造ワールドが展開していく。

すっげえなあ。
そして、3曲目に入る前。
信じられないことが(^0^)

なんと、勇造さんが、オイラをわざわざみんなに紹介してくれた。
オイラ日本一の幸せ者だ〜(^_^)
そして、オイラの歌へのアンサーソングとして
3曲目は「歌いながら夜を往け」を歌ってくれました。
ううっ(T_T)
嬉しい〜(T_T)
やっぱり、オイラ日本一の幸せ者だ〜(>_<)


最初は遠慮して、後ろの方で聞いてたんだけど
もう、我慢できないや(^0^)
最前列の、なかじまさんの隣が空いていたので日本酒片手に図々しくおじゃま(^0^)
会場はだんだんと冷えてきたけど 勇造さんの演奏が熱くさせる。
客席との掛け合いも見事。
たいしたものだなあ。
途中で見せてくれた、ボトルネックならぬ、ワンカップ奏法も見事。
すごすぎて参考にならないよう〜(^_^;)
最後は勇造さんの呼びかけでみんな揃ってAmだけで出来る曲。
「トカゲのしっぽがトカゲを食べた」
オイラも再度ギターを抱えてステージへ。
勇造さんの語り口は絶品。(^0^)
途中でオイラも中央へ呼んでもらって一緒にデュエット。
一本のマイクで、顔を寄せ合って歌わせてもらいました〜(^0^)
しかし、勇造さんの声は通るなあ。
驚いた。 あれがプロの声なんだなあ。

素晴らしいライブが観客大満足の元に終わった。
みんな、それぞれに帰路につく。
そして、オイラ達は楽しい二次会。
うわあい(^0^) 勇造さんと飲めるぞう〜(^-^)!
会場は蚕小屋から5分ほど歩いたところ。
静かな夜の歩道を勇造さん達と並んで歩いていく。
なんだか、夢のような風景だ。
カンパアイ(^-^)!
勇造さんは、背筋をちゃんとして、凛々しい姿勢を崩さない。
格好いいなあ…。
色々と話し掛けたかったけど、何だか、遠慮しちゃう(^_^;)
いつしか、みんなでギター弾いて騒ぎ出した。
オイラ、本当は、勇造さんの「行方不知」を勇造さんの前で歌うというのを 密かに夢見ていたのだが 今回は、気後れして出来ませんでした。(T_T)
これは、次のチャンスの時に絶対やっちゃろう(^-^)!
最後の頃になって、ひるねこさんの勧めがあり、ようやく、勇造さんの隣に座る。
でも、いざ横に座ると、何を話して良いのか分からないんだよね。(^_^;)

でも、声の管理のしかたとか、風邪の治し方とか、参考になった。
長年の勇造ファンという女性が、オイラに話し掛けてきた。
オイラの「一人の男が」という歌の歌詞について
「『いつか忘れてしまうはず』って歌ってたけど、何年経っても忘れる事が出来ない女もいるのよ…」 って…。
嬉しかったなあ。
オイラの歌をきちんと聴いてくれていたことがありがたかった。
そして、一つの歌に対してまた違う受け止め方があるのだなあと自分の歌で感じることが出来たのは初めてだった。
プロになったみたいな気分(^_^;)

しかし、楽しい時間も、終わりを告げるときが来た。
ホントに夢のようだった。
通りでタクシーを待つ間、みんなつきあってくれた。
勇造さんが三線を弾きながら見送ってくれた。
ううっ(T_T) オイラやっぱり日本一の幸せ者だ〜(T_T)

翌日、蚕小屋に戻り、後片付けを少しばかり手伝わせてもらった。
機材を片付けながら、「ああ、昨日のは夢じゃなかったんだなあ…ホントだったんだ」と、実感する。
「…強者どもが夢のあと」という俳句がずっと浮かんでいた。 冬だけどね(^_^;)
ひるねこさんに駅まで送ってもらう。
なんだか、とても長い時間だったような、短い時間だったような…。

「また、来ます」 そう呟いていた。