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2019年8月



★2019年8月4日(日)      ♪ほおずき
YouTubeに「ほおずき」を公開した。

グレープというか、さだまさしさんの初期の名作。
イメージ元は長崎市の八坂神社で行われる祇園祭かなと思う。
「精霊流し」を初めて聞いた時は「これ、どこの国の話?」と、そのフィクション感に長崎モンは衝撃を受けたが、
「ほおずき」の詩の世界観はとてもリアル感が有ってとても好感が持てた。
あれから40年以上。オイラもこんな爺ちゃんになって、久々に歌ってみたのだが、さだまさしさんの言葉に対する才能が溢れまくって抑えきれない頃だったのだなあと改めて感じた。
若さというのは素晴らしく尊いものだなあと思うし、同時に非情なものでもあると痛切に感じた。
「背伸びして 背伸びして 爪先だっても届かない」のである。

★2019年8月7日(水)      「ひがなが」夏祭り
矢上町の「しょーとすてい ひがなが」にて演奏してきた。

今回も往復とも阪口さんのお世話になった。

演目は
「長崎の女」「北国の春」「喜びも悲しみも幾年月」「王将」
「十九の春」「夜霧よ今夜もありがとう」「長崎の鐘」
計7曲 32分間の演奏であった。

暑さのせいなのか何なのか良く分からないが集中力を欠いた。
万全では無い事が自分でも分かっていたので、逆にミスは無かった。
聞いている人にはおそらく分からなかったと思う。そうあって欲しいな…。(^_^;)

最近はアンプのBingoをすぐ傍に置いて歌っているのだが、今日は少しだけ離れていた。
リハは無く、いざ演奏の場に立ってみると少し遠いところにBingoが置いてある。
遠いと言ってもイメージとの差は1メートルちょっと。
お年寄りは、もう座って、今か今かと始まるのを待っているし、ちょっと身体を捻らないと行けない状況でギターを抱えている身には少し辛かった。
いや、何よりも、面倒臭かったのである。申し訳ない。
でも、面倒臭かったからそのままやっちまったんだな。うん。

通常、リハ無しで臨む場合には1曲目に「長崎の女」を歌って、その結果でアンプを修正する。
この曲は、場を掴む力も相当だが、いろんなファクターが入っていて、歌ってみればPAの過不足部分がしっかり分かる便利な歌なのだ。
ギターが少し大きく、ボーカルの中~低音が弱い気がした。
いつもならボーカルの低音をアップさせるのだが…、そのまま続行。
聞き手に背中を向けで機材を調整するというのは場の流れを切る様な気がしたのである。
いや、それはたぶん言い訳。
面倒臭かったのである。(^_^;)

結局、これが最後まで尾を引いた。
自分の声量で調整する事を選んだのだが、低音域を大声で歌うというのは無茶疲れるのである。
中盤、水が飲みたいと思って、どこにあるんだろうと探したら、ペットボトルもアンプのすぐ横。(>_<)
水無しで最後まで乗り切る事になった。

まあ、聞いている人には分からないが内情としてはかなり危うかった。
嫁にはバレバレであった。
拘らなければならない所には、しっかり拘らないといけないな。

選曲では「十九の春」は完全ミス。(>_<)
これはお年寄り相手の時には自分から切るカードでは無い。
凡ミスだなあ…。

歌って、難しいや。

★2019年8月8日(木)      何にもならない…
演奏依頼の電話があったのだが…
持ち時間が1時間10分という話だった。
先月演奏したシンフォニー稲佐の森からの紹介だったし、長い時間任せて貰えるというのは期待されているという事でもあろうから、できれば引き受けたかったのだが、正直1時間超というのは体力的にハードである。
申し訳ないが今回はお断りした。
丁度、演奏後のダメージを考慮すると、これからは30分+αを基本にして行こうと考え始めた矢先でもあった。

しかし、1時間以上もお年寄りを惹きつけ続けるパフォーマーが存在するのだろうか?
プロも含めて存在しないような気がする。
そりゃあ、お客の反応関係無しに歌ったり踊ったりするだけであれば2時間でも3時間でもやれるだろうがそれでは何もならないと思う。
私が見た限り3分でも無理という人達が結構いる。(^_^;)

若い頃は確かにアンコールも含めて結果的に1時間を越してしまったこともあるが、最初から70分のステージと分かっていたら、やはりテンションは長距離モードになってしまうだろう。
薄まってしまうだけなのだ。
座って聴いているお年寄りにとっては拷問の時間と同じであろう。
最後はトイレに立つ人が目立つようになるだろうなあ。それが一番辛い。
まぁそんなの気にしないでやる人もいるけどね。
それでは何にもならないと思うのだ。

★2019年8月9日(金)      おばあさん
お盆の前に墓の掃除に登った。
台風の影響無く安心。
天気も少しだけ曇り空だったので助かった。
74年前、親父のいた場所が見える。
「あの時あそこにいたのか…」
そんなことを思いながら掃除した。

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帰り路、突然おばあさんに声を掛けられた。
オイラの視野の外側にいたので全く気づかなかったしお墓の中だったので多少驚いた。(^o^)

「上の道路に出るには、どう行けばいいでしょうか?」
うーん…。
階段を上ってさえ行けばどこからでも上の道路に出ることが出来る。
今オイラが降りてきた階段から上がるのが一番早いが、最後の3分ぐらいが暗くて道が悪く物騒な感じがしてオイラでも一人だとちょっと怖い。
一緒に付いていってあげられれば一番良いのだろうが、あの暗い木立の中ではオイラが身動き取れなくなってしまいそうだ。
少し遠回りでも人家のある階段のしっかりした道から上がった方が良いと考えたので、上の道路のどこに行きたいのか聞いてみた。
「道路に出れればどこでもいいのです」
どこでも…
上には観光ホテルやバス停がありますよねと言うと
「バス停に行きたいんです」と言う。
バスに乗るのであれば暑い中、階段を登ら無くても下に降りればバスが通っていますよと説明すると
「上のバス停に友達が待っているんです」と答える。
バス停…。
バス停もいくつかありますから、なんというバス停ですか?と尋ねると
「知らないんです」
え…
「上の道路に出れば分ると思います」
ああ、上の道路のバス停の近くに友達を待たせて下りてきたのかと考えたが
「友達と別れて上に上がってきたんですが道が分から無くなってしまって」
え?下から上がってきたの?
「よく公園の側とかに止まる小さな乗り合いバスに乗ってきたんです」
え?それじゃあその公園に降りて行けば良いのでは…
「いえ、友達は自分の車で上で待っているのです」
はあ…
上か下か分からなくなって来たし、とりあえず自分が同行するので横の方に歩いて車の通る広い道路に出ることを提案。

歩きながら、色々と話して間を持たせる。
「墓参りに来たんですけど…」
手ぶらである。
「この辺は初めてなので」
気がつくと顔はすごい汗をかいている。ふつうの人なら一番最初にそれに気づくのかな?
友達と別れたのはどのくらい前なんですか?
「さあ…」
住まいを尋ねると
「西山の方です」
一山隣りである。
「この辺はお墓が多いですね」
長崎はどこもこんな感じでしょうと言うと
「そうですか…。どこをどう通ってきたのかわからなくなってしまって…」
友達は家に帰っているかもしれませんよと話すと
「家には誰もいないんです」
携帯電話は…
「持ちません」
あらためて服装を見ると、まるで隣の家にお邪魔する時の様な軽装。
ポケットも無いみたいだし、財布も無い感じ。
後になって気づいたが、最初に靴を確認するべきだったんだな。
仮に施設のスリッパだったり、裸足だったりしても普通に会話しているとオイラ見えないのである。
この辺が辛いところだ。
普通の目の人だったらもっといろんな情報が入ってきてたんだろうなあ…。

だらだらと横に下って歩くと博物館の上の道路に出た。
わざとらしく、ああ、ちょうどそこに交番がありますよと教えると
「恥ずかしいから…」と遠慮。
じゃあ、私が話してきますからと先に入っておまわりさんに概略説明。
しっかり引き受けてくれた。

いつもは空回りしてしまうオイラのおせっかい癖だが、今日だけは役に立ったような気がした。

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マスサキパン購入して帰宅。
シャワー浴びて天国気分。
冷たい水を飲んで一息ついたら、すぐ後にサイレンが鳴り黙祷。
あの暑い中亡くなった人達に申し訳ない気持ちであった。

★2019年8月11日(日)      ♪俺たちの朝/青空に問いかけて
YouTubeに「俺たちの朝」を公開した。

オイラ、この曲は「青空に問いかけて」だとばかり思っていたら
JASRACでは「俺たちの朝」がメインタイトルになっていた。
そういえば同名の青春ドラマの主題歌でもあった。

谷川俊太郎さんと小室等さんの黄金コンビ。
流れに任せてタイトルでも変えちゃうよと言うのが流石プロである。
このあたりの拘りの無さが生き残るために必要な事なのであろう。
立派である。
シロートのオイラには絶対出来ないなあ…。

★2019年8月17日(土)      長崎の顔
裏の墓地山を散策していたら、墓参りの家族連れを見かけた。
お盆が天気悪かったので、墓参りしている人は珍しくなかったのだが…
なんとその家族連れ、「長崎の顔」の撮影場所と思しき墓に参っていた。

長崎の顔」というのはもう50年ほど前の任侠映画で当時の有名スター目白押しの、今で言う御当地ドラマみたいなノリの作品であった。
トールさんからロケ地を尋ねられて一緒に探したのが平成24年10月の事であった。
速いなあ…。もうそんな前の出来事か…。

一旦は通り過ぎたのだが、しかし滅多に無い機会なので引き返して声を掛けてみた。
一番年配の女性に尋ねてみた。
「すみません、お尋ねします。もう50年くらい前に「長崎の顔」という映画があったのですが…」
なんだかピンと来ていない表情。
違ったのかなあ…と不安になりながら続ける。
「渡哲也さんとか往年のスターが墓参りをするシーンが…」
と言いかけた時に
「あ、それ、うちのお墓です。ここですよ。おじいちゃんが自慢していました」と笑顔で答えた。
いやあ、渡哲也恐るべし。(^o^)
良かった良かった間違ってなかった。
「昔は港と向こうの山が見えていて、見晴らしが良かったんですよ~」
墓参りで忙しいところ申し訳ないが少し話を聞かせて貰った。
一緒にいた小さな子供さん達はそんなこと知らないのだろうな。
おじいちゃんは映画のスタッフとは全く関係なく、景観だけで選ばれたらしい。

★2019年8月18日(日)      ♪
YouTubeに「昴」を公開した。

今までトライしていなかったのは、超有名曲なのであんまりやりたくなかったりして…(^o^)

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