平成26年1月



★26年1月1日(水)    正月…
年は明けた。

酔っ払うわけにはいかないので軽くだが、とりあえず刺身で一杯。
我が家の食卓に刺身が並ぶのは昨年の10月に198円のサンマを食べて以来である。
その前は昨年の正月。
刺身は年に2回か…。
でも、給料激減の折、致し方ない。(>_<)

ボーナスが上がった会社が多かったらしいが、どこの国の話なのだろうか。

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おふくろは今日は喉は詰まらせなかったが、
嫁と二人がかりで、口に詰め込むのを制御するのが大変である。
5秒前に何を食べたかの記憶も無いみたいだ。
同じ物を延々と食べ続けようとする。
満腹感も無くなっているみたいだ。

まあ、これでも自分で物を食べる事が出来るだけ幸せなのだろう。

しかしなあ…。
長生きするってこんな事なのか?

人は何のために生きるのだろう。

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小一時間ほど録音に励む。
依頼を受けている岡林信康さんの「手紙」のギターの録音なのだが、
出来たかなと思って聞き返してみたらノイズが入っていた。(>_<)
やり直しじゃん。
1時間、全くの徒労であった。(T_T)

62.4

★26年1月2日(木)    少しも進まない…
おふくろは少し飲み込みが回復した。
でもまだ「ゆっくりね」と指導は必要。

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今日も夕方1時間録音。
昨日とはセッティングを変えてトライしたのだが、僅かだがノイズが入っていた。(>_<)
マイクのせいなのか?
いずれにせよ今日も無駄な一日だったというわけか…。

62.6

★26年1月3日(金)    少し進んだか?…
おふくろは間食癖が消えて、飲み食いが少し安定してきたみたいだ。

大丈夫そうなので午後から諏訪神社へ初詣に行って来た。
考えたら、こんな早い時期に初詣をしたのは数年ぶりかなあ…。

ウルトラマンタロウが来ていたのでびっくり。(^o^)

久しぶりにフルコースでお詣りをした。

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ギターパートの録音は何とか出来たような気がするが、どうかなあ…

62.3

★26年1月4日(土)    分からないもんなあ…
ケアマネージャーさんに来て貰って今後のおふくろの事を相談。
実際、何が良いのか悪いのか、どうしてやればいいのか、シロートには分からないのである。
ケアマネージャーさんの話を聞くといろいろと目から鱗の情報も得られたし、話している内に自分の頭の中でも指針がしっかり形になっていった。

しかし、これからもいろんな事が起こるのであろうなあ
それにしても。年を取るって何なんだろう。
この日記でも何度も書いているフレーズであるが、それを問わずにはいられない。
過去、この答えを出した宗教家も哲学者も居ないのだろうな。

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懸案の「手紙」のギターパートの録音は、夕食前にどうにか出来上がった。
…と、思う。
しかし、やっぱりギター下手だな。(>_<)
ギターがオイラの弾き語りのウイークポイントである。

…て、言うか、ギターとボーカルしか無いのにギターが駄目って事は、半分駄目って事なんだね。(>_<)

62.0

★26年1月5日(日)    どうにか…
年末年始休暇が今日で終わったわけだが、今回はあれこれとドタバタしたなあ。
ちっとも休養にならなかった。

今日はおふくろの食事は、ようやく、うるさく言わなくても自分でゆっくりと慎重に食べるようになった。
まあ取りあえず一安心。

こちらも少しずつ物を良く噛んで食べるようになったので、思わぬダイエット効果に与った。
毎年、年末年始は暴飲暴食で体重が増えるのだが、今回は逆に減っている。
ちなみに最近この日記の左下に書いてある数字はオイラの体重。
毎日入浴前に計っている。

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録音やら編集は少しだけ進んだ。
オリジナルCDの6曲についても再編集完了。
あとはダビングとカード印刷。

61.8

★26年1月6日(月)    また…
また今年も仕事が始まった。
憂鬱だなあ…。

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体重は4ヶ月で4キロ落ちた。
還暦間近のダイエットペースとしては早いのかどうか?
正月休みの間は家に居たので分からなかったが、今日は仕事中に空腹を覚え、少しふらついたりした。(^_^;)

今日の夕食はカレーが美味しかったのでついつい食べ過ぎてしまった。(>_<)
リバウンドかな?
それでも体重はそう増えていなったので取りあえずホッとしたが、これが明日とか明後日とかに影響してくるのかもしれない。

61.9

★26年1月7日(火)    来た〜っ(^o^)
夜、田村さんが水墨画を持ってきてくれた。(^o^)

田村さんの母君の玉鈴さんに毎年干支の絵を描いてもらっているのである。
     
これも素晴しい。馬が颯爽と掛けていく。
ねずみ年から描いて戴いているので今年で7枚。
あと5枚で十二支が揃う。(^o^)

立派な額まで戴いたので早速居間に飾った。
すごいコレクションになってきたなあ。

おふくろとの夕食が控えていたので、引き留めずに帰してしまったのが心残り。
今、我が家はまだ他人様に上がって貰ってくつろいで貰うことが出来ない状況である。(>_<)

62.2

★26年1月8日(水)    何なんだろう…
最近、おふくろを見て、いろんな事を考える。
人間って、なんのために生きるのだろう。
どうして年を取るのだろう。
今のおふくろの一日と言えば、食事をしてぼんやりとテレビを見るだけである。
その繰り返しの毎日。
ぼんやりと時間だけが過ぎて身体が衰えて行くのだ。
これって一体なんなんだろう。
本人が一番辛いだろう。
いや、もうそれすらも分からないのか?
まだ、我が家の場合は嫁が側に居るので、毎日の会話は出来る。
しかしぼんやりしている時間の方が圧倒的に長いのだ。
椅子に座って。見るとも無くテレビを眺めているおふくろは、ゆっくりゆっくりと時間という化け物に食われて行っているようにも見える。
身体が少しずつ自分の言う事を聞かなくなり、何をしたら良いのかも分からない。
まるで罰ゲームのようにも見える。
長生きして、良い事って有るのかな?
そんなことを思う。
生きている限り罰ゲームが続くのであれば長生きするって一体何なんだ?

そして、それは近い将来の自分の姿でもあるのだ。
まあ、その前提として、長生き出来ていればだけどね。(^_^;)

今回も含めておふくろは過去3回死にかけている。
そのたびに家族が引き戻した。
一人暮らしであったら、とうに死んでいただろう。

2回目と3回目は事故のようなものだが、1回目は食欲が全く無くなり食べ物を受け付けずやせ衰えていった。
75歳の頃かなあ。
孫も自立し、終の住まいも決まった。
当時、まだ頭がハッキリしていたおふくろは「いつ死んでもい。もう何もすることが無い」と良く言っていた。
そうなると自然と食が細くなり食べ物を食べられなくなったのだ。

人間って、生きる気力が無くなると死んでしまうのだな…と、その頃痛切に感じた。
即身仏のようなものだろうか…。
だからと言って、目の前でやせ衰えていく人間を放ってはおけない。
あれこれ手を尽くして何とかこちら側に引き戻した。
あれから10年…。
当時はおふくろの食欲を復活させた事に充実感もあったし、誇らしくも思っていた。

しかし、あれで良かったのだろうかと最近よく思う。
人間として、あのまま消えてなくなるような一生が一番自然だったのではなかろうか?
そんなことを考えるようになった。
その後の10年は、おふくろにとって幸せな日々だったのだろうか?

生きるって何なんだろう。最近そんな事を思わずにいられない。

62.0

★26年1月9日(木)    すごい…
岡野雄一さん原作の「ペコロスの母に会いに行く」が昨年のキネマ旬報ベストワンに選ばれた。(^o^)
すっげえなあ。
先に海外で評価されて、国内評価は逆輸入かと思っていたが、やっぱり良い物はちゃんと評価されるのだな。
これからの日本人には避けて通れないテーマと言うことなのだろう。

なんか、岡野さん、気安く声を掛け辛くなっちゃったなあ。(^o^)

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さて、我が家のおふくろは…
今日は嫁が係り付けの内科に連れて行ってくれた。
今年初めての受診である。
薬がひとつ増えたが、今飲んでいる薬は全てお茶で飲んでも構わないと言うことだったのでよかった。
なんたって、食事をする時もお茶を飲まないと食べ物の入りが悪いし、
食後の薬を飲むのにも水をかなり飲まなくては入っていかない。
その後、更にお茶を飲みたがるので、たいへんだったのである。
これで少しは胃袋が楽になるだろう。

採血しようと試みたが血が採れなかったそうだ。
実は、採るだけで無く、一年くらい前から点滴も受け付けなくなっている。針が血管に繋がっても血管が細くなっていて点滴が落ちて行かないのである。

自分たちも、運良く長生きすれば、いずれそうなるわけなんだな。

61.7

★26年1月10日(金)    危うい…
仕事帰りに買い物に…

バスを降りて目的の店へと向かっていたら、独り、両手に松葉杖で歩いているおばあちゃんとすれ違った。
その両手には白い大きなビニール袋と柄の長いホウキを握っている。
たぶんオイラが行こうとしている店で買い物をしてきたのであろう。

なんか気になって見ていると崖下の方へ降りて行く。
つづら折りのようになっている細い道を降りて行くのだが、結構な急勾配。
見ていると一歩一歩20センチくらいしか進まない。
それでも独りで降りて行く。
何だかそのままだと夢見が悪いので、追いかけて行って声を掛けた。
断られて元々と思っていたが、すんなり荷物を持たせてくれたので嬉しかった。
よほど持てあましていたのだろう。
持ってみると結構重たいビニール袋だった。
両松葉杖のため降りて行くスピードは変わらず、ゆっくりゆっくり降りたのだが、
その間、御近所さんとの軋轢やら、亡くなった旦那さんの話、大学を出て都会で立派にやっている子供達の話、近所の病院への不満、足が悪くなった原因等…
おばあちゃんの一通りの人生を語られた。
まあ、時間にして20分ぐらいだったんだけどね。
よく喋るおばあちゃんだった。(^_^;)
玄関で荷物を置いてそのまま引き返したが、荷物無しの健常者のオイラが昇っても結構息切れする急坂であった。
ここをおばあちゃんは一人で登って買い物して、一人で降りて行っていたのだなあ…。
坂の町、長崎の暮らしは厳しいと今更ながらに実感した。

長く生きていくと言うことは大変なのである。

ところで、もしオイラが泥棒だったら、独り暮らしで動きが不自由な老女の家を見つけたと言うことになっちゃうのだな…。(^_^;)
これはこれで問題か。

61.7

★26年1月11日(土)    何も貰えない…(>_<)
ふっと、壁の電波時計を見たら3時33分34秒であった。
「あっ、ちくしょう、ついてないなあ」
と、思ったのだが、
仮に1秒前でゾロ目だったとしても、それが何になるという物でもないんだよね。(^_^;)

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夕食はおでん。
おふくろの食べる分は先に皿についであげるわけだが、数年前からゆで卵が嫌いだったので、皿には乗せなかった。
喉に詰まりやすい食べ物でもあるしね。

で、正面でオイラがそのゆで卵を食べていると、おふくろがじっと見ている。
「それは何かな?」という顔をしている。
「ゆで卵だけど、食べたいの?」と言うと頷く。
「じゃあ半分ね」
と、半分に割っておふくろの皿に乗せてやった。
どうも最近、他人が食べているものを欲しがる。(^_^;)
怖々「少しずつね」となんども言いながら見守るように食事。
どうにか無事食べ終わったが、子供に還っていくのだなあ。

62.0

★26年1月12日(日)    黄昏…
ミーちゃんが日向ぼっこをしているのを発見。
久々に撫でてやろうと表に出たのだが、何かおかしい。
以前はオイラが呼ぶとすぐに飛んできていたのだが、殆ど反応が無い。
いや、昔は玄関の開く音がしたらそれだけで飛んで来ていた。
近くに寄って声を掛けると、ようやく反応。
耳が遠くなっているのか…。
「どうしたんだお前」と言うと、面倒くさそうに身体を少し起こして2〜3歩後退。
だれかに追い立てられていると思ったのだろう。
目も悪くなっている感じだ。
しかも、その動きが遅い。超スロー。
うちのおふくろの動きである。

昔はヒヨドリを捕獲してバクバク食べていたのに、今はその面影は全くない。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったのに…。
武闘派猫で名を馳せたミーちゃんも最近は若い普通の猫に追われている。
悲しいなあ…(T_T)
ここに越してきて初めてミーちゃんと出会ってから、もう13年。
お互い年を取る訳なのだが、猫の寿命は短い。

あとどのくらいミーちゃんと会えるかなあ…。

61.6

★26年1月13日(月)    ♪ひらひら
おふくろは少し落ち着いたみたい。
それともこちらが慣れただけなのか?
いずれにせよ今日は雑用専念。
オリジナルCDも20枚作れた。
とりあえず70枚くらい作って配る予定。

そんな中でMUSIC TRACKに「ひらひら」をアップした。
よしだたくろうさんの曲であるが、世相ってあの頃とあんまり変わっていないなあと改めて思った。
いつもの弾き語りであるが今回はマイクを2本使った。
今までは口とギターの間に1本マイクを置くだけの簡単録音だったのだが、
これだと曲によってはボーカルが大きすぎたり、逆にギターがでかくて声が聞こえなかったりとかいう残念な結果になることがある。
今回はギターとボーカル用に2本のギターを使ったのでその心配が無くなる。録音した後でバランス調整が出来るのだ。
もう1つの利点は、ボーカルでマイクとの距離が使えること。
ライブに近くなる。
上手く使えれば大きな武器になるのだが、今回はハッキリ言って失敗。(>_<)
裏目に出た。
まあ、最初から上手く行くわけも無い。
しばらく数曲は捨て曲が続くだろう。

61.7

★26年1月14日(火)    それでも…
おふくろの靴を2足購入。
履いて歩く歩数なんてたかが知れているが、それでも気分転換にはなるだろう。

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依頼を受けた「手紙」のギターパートの録音をやっているのだが、なかなか進まない。
基本的にギター下手なんだよね。
ちゃんとした音を出せない。
いつもテキトーに弾いているツケだなあ…。(>_<)

61.6

★26年1月15日(水)    こんなものかなあ…
おふくろは元気は取り戻したようだが、奇行が目立つなあ。
もう10秒くらいしか記憶が保たないみたいだ。
次に何をするのか分からないので、支離滅裂な行動に走る。
みんな最後はこうなるのだなあ。

そんなこと考えると、政治家なんかは高齢者の立候補は遠慮して欲しいね。
人それぞれ個人差はあるだろうが、判断力や記憶力は若い時よりも確実に落ちているはず。
オイラ、56歳だけど、もう記憶力、思考力、ボロボロだ。
この日記、10年以上書いているけど、
書き始めた頃と比べると、語彙が少なくなった事や、表現力がかなり落ちているのが自分でハッキリ分かる。
なんたってスピードが全く違う。ウサギからカメになっている。
やがてはナメクジのようになるのだろう。

61.8

★26年1月16日(木)    参った
おかしな行動をするのは、記憶が無くなるからか、
理解する能力が無くなっているからか、
それともどちらもか…
いずれにせよ、もうどうしようもないんだよなあ。
理由なんて考えても仕方が無い。現実を受け入れるしかないのだな。
分かってはいるのだが、それが出来たら大人物だろう。
一般人は狼狽えるしかない。

今は嫁とオイラの体調管理が第一だ。

引きずられてはならない。

61.7

★26年1月17日(金)    なんだか…
野茂英雄氏が日本の野球殿堂入りを果たした。

おめでたい話しではあるし、渡米してからの野茂選手しか知らない若い世代には当然のように写るかも知れない。
結果的にメジャーリーグへの扉を開いた日本人と言うことになるからだ。
メジャー使用球は日本野球のそれに比べて変化が大きく、日本時代は殆ど落ちずチェンジアップに近かったフォークボールが面白いように落ちた。
これは野茂英雄氏のみの幸運に留まらず、その後の日本人投手にとって福音となった。

渡米後の野茂氏は確かによく頑張って結果も残したと思う。
紛れもない事実だ。
しかし、日本時代はどうであったか?
有り余る才能にあぐらをかき、練習を怠り監督には従わず、それでも日本人相手には勝てていた。
そんな中で勘違いをして、監督ともめ、年俸交渉がこじれ、干され、クビになったのだ。
言わば、絞首刑寸前に「最後に何か希望は無いか」と問われ、
「大リーグに行きたい」と、当時では全く夢物語の発言をした。
あまりの荒唐無稽さに当時のオーナー達は笑いながらその我が儘を許した。
ところが、蓋を開けてびっくり。前述のボールの事情で、通用してしまったのである。
確かに渡米後の野茂氏は体つきからして違った。
日本時代は夏場過ぎないと絞られない身体が、春先からキッチリ出来上がっていた。
相当な覚悟と努力をしたのだろう。
しかし、日本時代の野茂氏は違うだろう。
メジャーリーグの殿堂入りなら納得できるし、賞賛したい。
しかし、日本の殿堂入りというのはどうなのか?

オイラ的には納得できないのである。

61.6

★26年1月18日(土)    ドスンと…
昨晩というか、深夜にドスンという音。
何事かと思ったら、おふくろが転倒していた。
寝床から起き上がろうとして、暗い中、バランスを失い倒れたらしい。
頭を打ったが、畳と絨毯の上だったので大丈夫だったみたい。
廊下だったらやばかったな。
まあこれも本人の運だな。
金運は無いが悪運が強いのは我が家のDNAらしい。

今朝、起きたら、本人は全く記憶が無いらしい。
まあ、何事も無くて何より。

61.5

★26年1月19日(日)    おふくろと一日デート…
朝からおふくろの様子がおかしい。
毎朝、自分の血圧をメモするのだが、数字が書けない。
動作もいつもに増してスローで、意味の無い同じ事を繰り返す。
デイサービスの療法士さんに見て貰ったのだが、血圧が急激に低下したため、タクシーで当番医の「ながさきハートクリニック」へ。
心電図とレントゲン等撮るが異常無し。
状態も落ち着いたので家に帰って昼飯を食おうとしたら、おふくろが洗面所でいきなり痙攣硬直して泡を吹いて倒れた。
すぐに救急車を呼び、今度は原爆病院へ。
しかし救急車速かった。5分かかってないかも…。助かった。

それから診察。
脳のCTも撮ったが異常は無かった。
帰宅しても良いという話だったが、おふくろの様子が明らかにおかしい。
オイラを認識できないし、自分の名前も思い出せない。
そもそも言葉が出てこないのである。
とりあえず一泊入院して様子を見ることとした。
夕食を食べるのを手伝って帰宅したが、いや、とにかく疲れた。(>_<)

明日が怖い。

61.5

★26年1月20日(月)    駄目みたい…
休暇取って病院へ。

おふくろは、一晩病院で安静にして点滴を打っていたので、元気が蘇っていた。
肉体的には悪いところは無かったので午後から退院。

帰ってきてやれやれと思ったがそれも束の間。(>_<)

身体が元気になったからと言って認知症が良くなったわけでは無いのである。
というよりも、やはり意識喪失のツケか、前よりも進んでいる。
そして身体が元気になった分、何をするか分からない危険度が増した。
分けの分からない行動をひたすら繰り返す。
取りあえず、マッチやライターは隠した。
とにかく言うことを聞かない。
制止、制御するのが困難である。
嫁と二人がかりでもかなり苦しい。

夕食の後、オイラが怒っていると言って大声でひたすら泣き続けた。
3時間以上。
布団の中に入っても泣き続けていつしか寝息に変わっていた。

決断の時か…。

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ところで本日の体重は左下の通り61.3s。
ダイエットに入ってからの最低体重更新である。
誰か、「介護ダイエット」とか発表したら受けるのではないか?
とにかくまともに飯を食わなきゃ体重は減る。(^o^)

61.3

★26年1月21日(火)    医療か介護か…
今日も休暇。
朝から、おふくろの預け先を探しまくった。
オイラは車を持っていないので市内の施設が条件。
ボランティア演奏で知り合った施設の人達に電話で情報を尋ねたり、アドバイスを受けたり…
助かったし、気持ちも楽になって行った。
ありがたいなあ。

その中で明日の朝からショートステイで預かってくれると言ってくれる施設が現れて一旦そこに決定。

その後、かかり付けの内科に報告に行ったら、
昨年くらいのおふくろの状態ならばそれで良いが、現在のおふくろの状態では好ましくないとアドバイスされた。
現在のおふくろの状態は、水分の補給不足により体力の低下や譫妄状態を起こしているので、点滴等の水分補給を第一に行うべきという話であった。
体温の上昇も恐らく水分不足が原因と推測されるらしい。
しかし、言葉で指示して飲ませることは本人の状況からして不可能。
普通に点滴をしても本人は抵抗して外してしまうだろうから、専門医の下でまずは病状の回復を試みるべきという話だった。

実際、先生の母親が良く似たケースで、施設に入れたものの、徘徊したり暴れ回ったりして、結局施設の手には負えず退所させられ、次の入院先が決まるまで自宅で地獄の一週間を過ごしたという。

そこで、その時に先生が自分の母親を受け入れてくれた病院に連絡して交渉してくれた。これまた、ありがたいなあ。
検討して貰った結果、ナースステーションの横のスペースにベッドを作るので明日受け入れてもらえる事になった。

その足ですぐにショートステイのお願いをしていた施設に出向き謝罪してキャンセル。申し訳なかったが…。

いろいろと揺れたが、かかりつけの先生のアドバイスに従い病状回復を計ることとした。

61.0

★26年1月22日(水)    ぐるぐると…
おふくろを入院させて来た。

いろいろな思いが頭を過ぎる。
そして同じ所に帰ってきてまた繰り返す。

切なく、やるせなく、悔しく、情けない。
自分の器量の小ささを思い知る。

そして、33年間。
嫁に、苦労を掛けた。
感謝の思いで一杯である。

60.8

★26年1月23日(木)    少し…
おふくろの面会に行って来た。
薬物投与無しで、よく眠れているそうだ。
肌のつやも良くなってきているし、指先も暖かみが戻ってきていた。

少し呼吸が楽になった気がする。

60.8

★26年1月24日(金)    感謝…
夕食後、おふくろの面会に。
バス停からすぐなので助かるなあ。
状態はとても落ち着いている。
こうして24時間介護してくもらえればそれなりの状態を保てるのだなあ。

もっと早く決断するべきであった。

ようやくこちらも少し落ち着いてきた。

********************************************

今回、施設関係の人達にとてもお世話になった。
みんな良くアドバイスしてくれたし、施設探しの時の尽力もありがたかった。
ボランティアで歌って回ってて良かったなあと思った。

これが「情けは他人のためならず」というやつなんだな。

61.0

★26年1月25日(土)    あれこれ…
大阪から叔母が、福岡から妹が。
3人でおふくろの見舞いへ。

おふくろは、かなり落ち着いていた。
とりあえず安心。

経過が良いので、退院後の落ち着き先を探すのを急ぐことになった。

叔母と妹にも見て貰って、「シンフォニー稲佐の森U」にお願いすることに決めた。

夕食後に「シンフォニー稲佐の森U」に行って申込書を提出して来た。
まあ、おふくろの今後の病状次第なのだろうが、取りあえずはひとつ片付いた。

昨年末からのドタバタに続き、いろんな手続きとかに追われているのだが、もう飽和状態。
オイラ自身だいぶ怪しくなった来ている。

61.1

★26年1月26日(日)    バスが…
午後からおふくろの見舞いに行った。
目がしっかり開くようになったし、だいぶ安定してきた。

しかし、今日は行き帰りのバスでドタバタ。(>_<)

往路は、ちょうど県下一週駅伝のアンカーの通過と重なり、20分ほどバス停で待たされた。(>_<)
まあ、これはちょつとついていなかっただけ。
たまにはこんな事もあるだろう。

問題は帰り。
見舞いを済ませ、帰りのバス停に歩いていたら、目の前をバスが…(>_<)
オイラ、バスって、時刻より少し遅れて来るものと思っていたのだが、1分前であった。
認識が甘かった。

こんな事もあるさと、気を取り直して時刻表を見たら、日曜ダイヤのため40分後であった。(>_<)
こ、こんな何も無いところで40分も待つのは辛いぞと、あれこれ考えていたら、2停留所先の団地のバス停なら違う経由地のバスが通るかも知れないとひらめいた。
そこで、てくてくと15分。2バス停歩く。
すると案の定9分後のバスが有った。ラッキー。
さて、9分、どうやって時間を潰そうか…。
スマホを持っていたが、何か人前で下向いてチマチマやるのってオイラあまり好きでは無い。

そのバス停のすぐ側が元上司の村上さんの家だった事を思い出し。
ちょっと挨拶だけすることにした。

久しぶりに懐かしい再会をして、おふくろ入院の顛末とか話したら、あっという間に時間が過ぎた。
「ではバスの時間がありますので…」と、バス停に向かったら、通りに出た途端にそのバスが目の前を通過。(>_<)
オイラ、馬鹿?
この男はたった25分前の教訓を生かせないのである。(T_T)

結局、村上さんの車でバスを追いかけてもらう事になってしまった。(>_<)
世話掛けちゃったなあ。(^_^;)

おかげで無事帰り着けたのだが…、
どうも時間の感覚がおかしくなっているような気がする。
年と共に時計の進み方が早いなあと感じていたが、ここ数日、異常に時計の進み方が早く感じる。
もしかした今のらオイラの動きって、じいちゃんばあちゃんみたいに凄くスローなのかな?

帰ったら、異常に甘いものが欲しくなり、ひたすら和菓子やチョコレートをパクついた。

61.4

★26年1月27日(月)    日本プロ野球…
おふくろの世話でドタバタしている間に楽天の田中投手のヤンキース入団が決まっていたのね。
メジャー流出でどんどんいい選手がいなくなっちやうなあ…。
特にピッチャー。
日本プロ野球は、完全にメジャーの二軍化となってしまった。
でも仕方ないよなあ、目の前に高い山があれば誰だって登ってみたくなる。
その挑戦心は称えるべきであって、誰にも止める事は出来ない。
仕方の無い事かもしれない。

しかし、日本プロ野球。見てる方にはつまらなくなるが、レベルが低くなってる分、やってる若手にはチャンスである。

60.8.

★26年1月28日(火)    も少し幸せに…
夕食後、おふくろの見舞いに行ってきた。
今日はバスには乗り遅れなかった。(^o^)
おふくろは、状態が落ち着いているので4人部屋に移っていた。
広々していて良い感じの病室だった。
我が儘言わずに過ごしているらしく、少しホッとした。

********************************************

ここ1ヶ月くらいの出来事を、遥か昔のことの様に感じている。
嫁も同様であるらしい。
いろんな事が一気に有ったからなあ。
時間の感覚が壊れているような気がする。
一昨日のバスの乗り遅れも、頭が混乱して判断力が落ちているからなのだろう。
少しは落ち着いたが、まだまだ転院先探しや入院費等の減額のための手続に追われる毎日だ。
医療制度や介護制度の説明を聞いても殆ど頭に入ってこない。
前の晩に明日やる事をメモして、ひたすらそれを消化するという毎日である。

そんな中、ずっと、歌とか音楽とか、歌うどころか聞く気にもなれなかったのだが、昨日くらいから歌に関心が行くようになった。
一旦「歌」というものが頭の中から完璧に消えてしまった自分が最初に呟いた歌はよしだたくろうさんの「伽草子」であった。
カラカラに乾いた空間に、ふっとこの歌詞が入りこんで来た。

61.5

★26年1月29日(水)    一週間…
おふくろが入院してから一週間が経った。

今日はおふくろの見舞いには行かなかった。
こういう日がだんだんと増えて行くのだろうなあ。

61.2

★26年1月30日(木)    56…
56歳の誕生日であった。
年を取った。

夕食後、おふくろの見舞いに行って来た。
体温が高くなっているのを病院は気にしていたが、以前から原因が分からないんだよね。
38度超えても本人は全く平気である。
それ以外は特に問題無し。

しかし、夜中にバスで見舞いに行くというのは、続けると流石にちょっとしんどい。
自分の体調も整えないといけないな。

61.3

★26年1月31日(金)    この月…
明日からはもう2月である。   …当り前。(^_^;)
この26年の1月という月は、オイラにとって大きな分岐点になる月なのだろうな。

ところで、少し体調を崩し気味。
休養充分取って身体大事にしないと、今オイラが倒れるわけにはいかない。

体重は少し戻ってきた。
単なるリバウンドか?(^o^)

61.5





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