東長崎地区 その1
H.20.12.27 探索

今回の探索は「槐多橋」を初めとする川のシーンです。
緒方監督御本人公認の難易度9地点「真男が発見される川」と、「翌朝の川…」も探索しました。


「槐多橋」について、最初は全く見当が付かなかった。
浦上、城栄町か、昭和町辺りだろうと考えていた方も多いと思う。

謎解きの手掛かりとなったのはこの場面。

先ず、最初にヒントになったのはこの画面左端の「水害碑」。
おそらく昭和57年の長崎大水害の碑であろうが、災害の範囲が広すぎる…。
これは結局、特定の決定的な材料にはならなかった。

その代わり、電柱の影になっているが右上端に「すや○○科」という看板が見て取れる。
おそらく病院?
さっそく電話帳で調べてみたら東長崎に「すやま眼科」が有ることが判った。
ロケ地探索のエリアとして、東長崎は予想外だったが、なるほど水害のダメージがひどかった地区のひとつである。
「水害碑」にも納得がいく。

地図で見てみると、映画の風景と合致(^o^)
Welcome to Nagasaki (ようこそ長崎へ)」の管理者様からも情報を頂き確信を得た。

と、いうわけで探索隊(嫁と二人だけど)は東長崎へと向かったのである。

場所は、長崎市田中町。バス停は「馬場」で下車。
  
そのまま川へ向かうと…
  すやま眼科(^o^)
 
そして  水害碑も。(^o^)

へへへ…、今回は推理の通り…。さあ行きますよ〜ん(^o^)


槐多橋

槐多っ!!
本編 1時間30分22秒
さあ、みんなもここで「槐多!!」と叫んでみよう。(^o^)
場所はここ


本編 1時間29分13秒 本編 1時間29分58秒
 


そして槐多の佇む橋
本編 1時間29分52秒
槐多役が欲しかった(>_<)
この橋はここ

私は、映画をざっと見た感じで、
この美奈子が立つ橋と槐多が立つ橋は一本の川に平行して並ぶ橋だと思いこんでいた。
先入観とは恐ろしいものである。
地図で見てもらえば分かるが、実際にはこんな感じで…

現川と八郎川という2本の川が合流しており、角度的には90度開いている。
先に書いた「すやま眼科」に気付かなければ探索はかなり難航したであろう。

そして、この場所は、このシーンだけでなく他のシーンでもロケ地として活躍している。(^o^)


先ずは、緒方明監督自身から掲示板上でお墨付きを頂いた「難易度」のロケ地…(^o^)

★真男の発見される川★
本編 1時間29分08秒
キャストはオイラ。 …ちょっと怖かった(^o^)
場所はここ

このシーンは映画で一瞬写るだけなので、橋口町の「ケープ川」と勘違いしやすい。
ひっかけ問題(?)であるので間違えないように気をつけよう(何に?) (^o^)


そして、この場所が撮影で使われている、重大なもう一つのシーン。
それは…

翌 朝 の 川…
本編 1時間54分24秒 本編 1時間54分37秒
 
街灯が新しく立っていた
(地図)

何の翌朝なのか知りたい人は是非映画を…m(_ _)m

ロケ地探しでは、最初は右写真の背景に見える道路橋脚を昭和町付近のバイパス出口と勘違いして回り道をした。
何度か映画を見ていく内に、橋の欄干の形から、先の美奈子が「槐多っ」と叫ぶ橋と同じ橋であることに気付いた。
つまり下流から違うアングルで撮っていたのである。
しかも実際には下流へ向かっているのだが、映画の繋がりでは上流へ向かって歩いている設定になっている。
ちょっと分からないよねえ…。
岸部一徳氏の演技力とカメラワークにすっかり騙された(>_<)

うううむ。
やるなあ、緒方監督(^_^;)


雨の中、槐多は走る…
本編 1時間55分13秒 本編 1時間55分20秒
  
 (場所はここ)


本編 1時間54分50秒 本編 1時間55分22秒
すみません、このアングルが精一杯です(>_<)
(場所はここ)

下の、子供のシーンは、今日、現場に着くまで、本当にここかどうか不安だったので、ホッとした。
地図からはこの滝のようになっている段差のイメージが沸かなかったのだ。
なるほどこういう風に撮ったのかと、納得した。
それにしても子役にしてこの根性。改めて役者さんって凄い。

でもオイラだって、ちょっとは頑張ったのである。



 撮影は嫁(^o^)

長靴が無いと、これ以上低いアングルでは撮れなかった(>_<)

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今回の探索は、地図読みの通りであったが、全ては「すやま眼科」のおかげ。
 ちょっと宣伝しておこう(^o^)

結果的に芋づる式であったが、ここの看板が無ければ、ここにたどり着けたかどうか…。

「槐多橋」自体は、生活通路でけっこう往来もある。
私自身も昔、このそばをマイカー通勤で数年間通っていた。
しかし、人間、特に車で通っていると、ただ通り過ぎるだけで、川の景色なんて記憶に残らないものなのだ。
私は、この川に降りられる事も知らなかった。
しかも、今回はカメラワークと言うのだろうか、上手いこと切り取るので実際の場所のイメージと、映像から受けるイメージとが違うのである。
槐多が駆けつけるシーンの背後は、映画では山のような錯覚をさせるが、実際には平地で、フェンスと植栽だったりする。
 イメージ違うでしょ

これを見て「えっ、いつもララコープに行くとき通っていたあの川?」と驚かれた方も多いと思うし
「槐多橋」までは判っても「翌朝の川」もここだと気付く方は少ないと思う。

今回の撮影シーンにサブタイトルを付けるなら「アングルの妙」であろう。

と言うわけで、
デジカメを持って川の右岸に行ったり左岸に行ったり、下に降りたりと、けっこう歩いたが、坂段と違って全てが見渡せるので探索自体はスムーズに終了した。
珍し(^o^)


ロケ地探索以外では…

これが水害碑。

 

昭和57年7月23日、長崎大水害。
この川を溢れた水は右写真の水位線まで達した。
平地の少ない長崎の特殊なすり鉢状の地形は、大量の雨を激流として悪魔の力を与え数時間で多くの人命と財産を奪い去ったのである。


それから、この現場の近くには矢上神社が在り、天井絵が有名です。

  

 

場所はここ

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