ビール

作詩  morimi
作曲  morimi 


泡の抜けた しけたビ−ル 
一息に飲み干すおやじ
通勤地獄を生き抜いて
足を踏んだり踏まれたり

丸く曲がった背中を向けて
靴下の穴を笑う
油臭い作業着には
涙と汗で光ってた

すべてをこんな国や 会社の奴隷に成り下がり
夢を捨てて 生き抜いたおやじが昨日・・・

遊びすぎた夜の帰りに
おやじを乗せた最終電車
疲れ果てたその横顔に
言葉もなく目をそらした

おやじは俺を見つけると
あわてて疲れを押し隠し
ビ−ルは今日も冷えてるのかと
片目をつむって見せた

すべてをこんな俺や おふくろの幸せのために
夢を捨てて 生き抜いたおやじが昨日・・・

あなたを憎んだ日々がいつか
激しい愛に姿を変えて
泡の抜けたしけたビ−ルは
おやじの匂いがする

すべてをこんな俺や おふくろの幸せのために
夢を捨てて 生き抜いたおやじが昨日・・・

 

今は亡き、morimiさんの名曲。

20年5月28日、メルカ築町4階ホールでの演奏。
当初、オイラ的には気に入らなくて、お蔵入りの音源であったが
その一年後、ひょんな事で誉められてしまったので、急遽心変わりして公開となった。
ま、歌い手なんて単純なモンです(^_^;)


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