ひとりの男が

作詩  いちろう
作曲  いちろう 


一人の男が死んだとて
誰が涙を流すだろう
今は悲しむ君でさえ 
いつか忘れてしまうはず

こんな僕にも夢があった
人に言ったら笑われそうなね
いつか大勢お客の前で 
自分の歌を歌うこと

笑っておくれよバカな男と
子供のような夢だわと
日々の暮らしに追われる僕の
たったひとつの夢だった

年月の雨に晒されて
色あせていく自分がただ哀しい
だけどそんな時でさえ僕は
歌を 歌だけは捨てることが出来ない

人の心を震わす歌が 
いつか僕にも歌えると
その日が来るのを信じてた
切ないほどに夢見てた

虚しさとやるせなさに胸灼かれ
届かない夢を吐き捨てる
だけどそんな時でさえ僕は
歌を 歌だけは捨てることが出来ない

一人の男が死んだとて
誰が涙を流すだろう
今は悲しむ君でさえ 
いつか忘れてしまうはず

 

20年5月28日、メルカ築町4階ホールでの演奏。
現時点では、もっとも「いちろう」らしい演奏であるかと思います。
今のところ、「いちろう」というのはこういう歌い手です。


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