ギターが欲しくなる病


ご主人様について、外に出掛け始めてから、この世には二つの奇病がある事を知った。
ひとつは「独りで落ち込む病」
もうひとつは「ギターが欲しくなる病」である。



「独りで落ち込む病」は、ライブをやっていない人間には縁の無い病気だが、「ギターが欲しくなる病」は全く人前にに出ないギター弾きにも発生してしまう病気で、治療にはかなりのお金が掛かるのでやっかいだ。

症状は、文字通り、新しいギターを買いたくなる病気で、ひどい時は今まで弾いていたギターが全く気に入らなくなって、手放しまくってしまって後遺症が残ったりする。
オイラの仲間にもそれで音信普通になっちゃったやつが何人かいる。

かなりの高熱を発っし、うわ言の様にギターの名前を呟く。
ストレスから周りに迷惑をかけることもあり、そのため家庭不和に陥る例も散見される。
本人よりも家族、特に奥様が迷惑をこうむる病気である。

発生が頻繁に見られる季節は、
梅雨から夏にかけての湿度の高い時期や、お金にゆとりの有るボーナス時期、そして心機一転の春先といったところである。
また季節に関係なく、ライブでヘマをしてしまった直後にも突発的に発生するケースが見られる。しかしこのケースは、次に納得のいく演奏が出来ると簡単に完治する例が多い。(^_^;)

伝染性が強く、一人がギターを購入すると、あっという間に周囲に感染してしまう。
楽器屋さんにとっては歓迎すべき病気だが、貧乏なギター弾きにとっては切なく哀しい病気である。

完治するにはギターを買うか諦めるしかないのだが、今のところ放置して見守るしかなく、有効な治療法は発見されていない。(^o^)



H.25.05.28
 
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